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今回のテーマはコブを滑る時のすね問題を取り上げてみました!

コブを滑る時にすねをもっと押せ!

ということを聞いたことはありませんか?
これなんですが、半分正解で半分間違っています。

特にモーグルをやっていた僕からするとこのすねの話はよーく聞く話です。
モーグル選手でコブを滑れるという前提で言えば、すねを押す意識でも良いかもしれません。

どういうことかと言いますと、すねを押すことを意識してもその他の滑りに必要な要素は自動化されている可能性があるからです。
高速で滑るがゆえに、とにかくポジションが遅れないように前に前に。。。
そんな気持ちからのすね押しです。

はい、これが問題なのです。

前に前に・・・

 

コブを滑る時に後傾にならないようにと考える方は多くいらっしゃると思います。

だからすねを押すんだ!!!
ってやるんですが、そして言われるのですが、ここに僕は待った!!をかけます。

 

すねを押すことを僕は全否定はしませんが、すねを押すことを意識することで、ターンの導入時にトップに荷重が行き過ぎて板が回らないという方が多く見られます。

 

コブを滑って行く時に何よりも大事なのは板を思い通りに回せるかどうかです。

なぜなら、カービングががっつりある板でも回転半径は12、3メートルです。
しかし、コブで12,3メートルもあるコブなんてなくて、せいぜい長くても6メートル

モーグルのコブは3,5メートル前後です。
ゲレンデによくあるコブは4~5メートルくらいです。

つまり、しっかり回せる、ピボットできることがコブをを滑る第一条件なのです。
だから僕は誰よりもピボット操作に関してはいい意味でうるさいです!!(笑)

ピボット操作をするときにトップに荷重が行き過ぎていると、テールジャンプのような動作でない限り板はうまくうごきません。
結果ターンにつまりがあるように見えます。

そういったことからすねを押すことにばかり意識がとらわれていると板がうまく動きません。

 

それから、正直にスネを押すことをずっと意識すると、からだはローテーションする可能性が強くなります。
その理由としては、ブーツと板はビンディングをはめると一体化します。

板が横に見て時にブーツを押そうとすると、押しながら股関節操作ができればいいですが、
そうでなければトップが向いてる先を押そうとするのでローテーションがかかる可能性が高まります。

では、どうするの?
ってことなのですが、そこは動画で確認ください(^_-)-☆

本日もブログお読みいただきありがとうございました!

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