こんにちは!リョウパンマンです(^O^)

コブを練習したいけどどんな板を選べばよいかわからないというお悩みありませんか?

最近一番多いお問い合わせは

『どんな板使えばコブ滑りやすいですか?』

という質問です。

また、先日レッスンをしていて板の差でここまでまじまじと違いがあるのかということを見せつけられました!わかっているつもりでしたが、同じ人が同じ日に同じ斜面を硬い板と柔らかい板を滑った映像を比較してみると全然違う滑りでした。やはり道具のチョイスは大事だということですね。板の選択ミスでコブが上達していない方はかなりいらっしゃるように思います。

ということでどんな板がコブに適しているのか、いないのか解説していきます。

1、板の幅が太すぎる板

これは板のトップが重なるので、滑りずらいです。
コブに慣れない方は心理的にトップが重ならないかという不安があります。そういう意味でも太い板はおすすめしません。また、板の幅が広いと板の面になるまでの時間が細い板よりも時間がかかるため切り替えが遅れやすくなります。

コブを滑る上で細めの板を選択したほうが無難です。滑りやすさという意味ではトップが110mm前後がよいと思います。モーグル用として出されている板は100mm前後です。板の幅はコブだけに性能をもとめるなら100mm前後、もう少し他もと考えるなら110mm前後をおすすめします。

2、硬すぎる板

コブから受ける反発が強く滑りずらいです。また、硬い板はきちんと踏める方でないとたわみが出てくれません。

フラットバーンでスピードを出すようなスキーでは柔らかい板はバタつきが出ますが、モーグルのワールドカップ選手が高速で滑って約40キロです。なので、一般スキーヤーがコブを滑っても数キロからせいぜい20数キロ程度です。

SLやGSの板はスピードが出る、または硬いバーンを滑る前提で作られているのでコブには向いていません。

また、メタルが入ってる板はコブで変形しやすいので、あまり使い過ぎない方が板の性能を変化させずに済みますね!メタルは分かりにくい板もありますが、板の側面を見ると薄い銀色のものが発見できるはずです。それがメタルです。

硬い板だと滑れないとは言いませんが、体重が軽い方、女性、筋力が少ない方は柔らかめの板を選択したほうがよいです。

 

3、カービングがきつい板

コブを滑る上で大事な技術の1つとしてきちんとズラシが使えることです。

カービングがきつい板は、簡単に誰でも弧を出せる反面きちんとした位置にいないとズラシが上手にできません。なのでコブが不慣れなスキーヤーはカービングの少ない板を選択したほうがよいです。

 

4、ツインチップ系でセンターにビンディングを取り付けた板

ツインチップ系の板でサイドカーブが少ない板はコブを楽しむのにはいい板ですが、メーカーが定めたビンディングのセンター位置だと板の真ん中に近い位置過ぎてターンしにくい場合があります。なぜなら、板のテールがひっかかってしまうためです!

ビンディング取り付けの際には取り付けてくださる方に相談すると良いでしょう!また、そもそもメーカーのビンディング取り付け位置がもともと真ん中に近い板は選択しないほうがよいです。

 

まとめ

以上をまとめると、目的にもよるのですが、スキー1本でコブ以外にもさまざま楽しみたいとなると、

○あまり板の幅が広すぎない(110mm前後)、硬すぎない、カービングの強くない板

○ツインチップ系でビンディング取り付け位置がやや後ろの板

 

コブをしっかり滑るとなると、

○モーグル系の板として出ている板を使う

◌コブを楽しむ板として出されている板を使う

とりあえず、上級者を除いては、太くない、硬くない、カービングが強くない板の選択をなさってください。板の選択をきちんとなさってコブの練習をささらないとできることも出来なくなってしまう可能性がありますよというこです!

以上、コブを滑りやすい板の紹介でした!

P.S コブに適したブーツということで紹介しています。
こちらもチェックしてみてくださいね(^_-)-☆

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